文の其方

文を吟ってます

書くんだけど

私はどこにいるんだろ?

とても不思議。

私はここにいるんだけど

私はここにいない。

私は過去の断片を

ほんの少し書き綴ってみたけど

時間が経ってみて

それは本当に起きた事だけど

父も母も妹も私も書き切れない。

それは反射した側面の一部に過ぎないから。

私が私の中に深く潜れば潜るほどに

私は何も見えず何も聞こえずしている様な

そんな気がして

書きたいのだけど

どうなんかなぁ?と思う。

私はまだ苦しんでいるけど

私はまだ私を縛っているけど

私が解き放たれたら

全ては終わり始まるから

少しずつでも其れを受け容れていこう。