文の其方

文を吟ってます

妹の事

妹がたくさんの嘘で

自分を護っていた事を

本当に理解したのは

カウンセラーさんに

かかるようになってからだった。

妹の嘘を知らないふりを

していた。ずっと。

鈍感で無垢なふりをしていた。

その方が都合がよかったから。

本当の事を知れば

一緒に生きてゆけなくなる事を

知っていた。

2008年の夏

決別の時が訪れて

それを迎えた。

2009年の夏

それを受け容れた。

私は父と母と妹と絶縁した。

もう私には動く気力は

無かったから

傷つく勇気も無かったから

夫が私の原家族に

三行半を突きつけてくれた。

自分のした事は

良くも悪くも

全て自分に返ってゆく。

因果応報は罰ではない。

やった事

やらなかった事の

業(かるま)は

自分が自分に

贈ったギフトだと想う。

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