文の其方

文を吟ってます

怒り

私と怒り。

私は怒りをコントロール

する事がとても苦手だ。

怒りの前に

いつも深い悲しみが在るのは

わかってきたけど

悲しみの気配より先に

怒りが沸き立つから

殆ど認識できない。

昔みたいに心は凍らせないし

感情も束縛しないから

抑えていても

溢れ出して

もうそれは怒りになって

外に現れてる。

私を想って。

私を視て。

私を感じて。

私を労って。

私の想いを

無かった事にしないで。

これも朧げながら

幼少期からのトラウマが

再現されてしまっている事に

気づいている。

それでもなかなか

治らない。

前よりマシだけど

相手を想う気持ちより

自分が感じている(再現している)

感情に負けてしまう。

やさしくして欲しい。

私を大切にして欲しい。

私のした事を認めて欲しい。

私を蔑ろにしないで。

私を粗末に扱わないで。

たくさんの気持ちが

ざらざらと私の心を傷つける。

悲しみを感じるより先に

怒るが走るのは

今でも悲しくて惨めな

あの時のあの頃の

自分を感じたくないからだ。

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