2014-06-28 シャンティランカ その夏が来る少し前から漠然とわかっていた。 もう限界なんだって事。 もうこれ以上この人達とは一緒にいれない事。この夏の旅行が、この人達との決別の旅になる事も。 インドの横の小さな島。 私にとって大切な国になった。私が欲しかった、生きるという事を皆が生々しくも様々に生きていた。 湿った空気の中で皆が、艶かしく自分達の命を生きていた。貧しいのはどっち? 私達だった。