文の其方

文を吟ってます

夏の扉

15時まで働くと疲れて遊ぶ気力も無くなる。

というより精神的疲弊が凄かった。

納得のいかない労働を心に嘘をついてやってるのだから、当たり前だ。

全ての自由を奪っていない様に見せ掛けて奪う。

父と母はこれが狙いだったのだ。

私をドアマットに仕立てる事。

其処にこそ自分達の安寧があるかの様に。